リフレイン〜3rd Season〜
相変わらずな2人

「おはよーっす!」




あたしは久しぶりに警護第四係オフィスに入った。




あ〜超久しぶり〜〜!!




「あ!みずじゃん!おーっす♪」

「おはよう、水樹」




オフィスに入ると、朱里と健太が既にデスクに座って雑談をしていた。




「なぁみず!子供生まれたんだよな?今度会わせてくれよ!」




健太が興味津々に聞いてくる。




「え〜!健太には会わせたくなぁ〜い(笑)」




あたしは悪戯っぽく言う。




「はっ!?ちょっ!ひどくねー!?」




健太が眉を寄せた。




「健太、諦めなさい。アンタは水樹に嫌われてんのよ(笑)!」




朱里がケラケラと笑いながら言ってきた。




「おい朱里!お前はいっつもそうやって――」




「おはよう。朝から騒がしいな」




ん?
この声は…。




「か、係長!おはようございます!」




健太の態度がいきなり急変した。



何、コイツ…(笑)。




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