リフレイン〜3rd Season〜

すると目の前の視界がぼやけてきた。




あ、ヤバッ。




なんか涙腺弱くなってきたかも…。




あたしは咄嗟に目頭を押さえて寝室に急いだ。













――パタン…




「……ック……ヒック…」




あたしは必死に声を押し殺しながら泣いた。




たぶん安心したせいで心が緩くなったんだと思う。




潤が生きていてくれてることが嬉しすぎて…。




「……っ…」




あたしはズルズルとその場にしゃがみ込んだ。




溢れ出す涙が止まらない。




気持ちが熱くなっていく。




あたしは顔を両手で押さえて、泣き続けた。




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