どうしょうもねぇくれぇ、好き。







すると瑞季は気持ち良さそうに少し口角を上げて笑う。



それを見て、また、瑞季の事が好きになる俺。




…重症かな…。




まぁでも、そんだけ瑞季の事を好きって事。




だけど…一番肝心な瑞季には伝わっていないらしい。




…はー。




マジで病む。





こんなに、好きなのにな。





…黒くて背中の真ん中まである長い髪。


長い睫毛。


まだ、子供っぽさを残している顔。


キスしたくなるプルプルの唇。


綺麗な鎖骨。


男の俺には決して無い、抱き締めたら柔らかい肌。





瑞季の全てが俺の頭の中を支配してるっていうのに。




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