NEXT STEP
STEP6
私は、病気で入院している、保健医の村上さんを訪ねた。



病院の匂いは嫌いだ。



私は村上さんの名前が書かれた病室に入った。




「こんにちわ。」


「あら、西口先生。」



村上さんは優しく微笑んだ。


おばあちゃんっ子だからホッとする自分がいた。



「これ、よかったら召し上がってください。」


私は来る前に買ってきた菓子折りを村上さんに渡した。




「ありがとう。」



ニコッと微笑む村上さん。思ったより元気そうでよかった。




「調子はどうですか?」



「この通り、元気よ。」



「よかった。」



「学校はどうですか?」



「はい。みんな元気にやってます。生徒たちもいい子で助かってます。」



「そう。あ、そうそう、この間日向先生もいらしてくれたのよ。」



「えっ‥日向先生が‥?」



「えぇ。早く戻ってきてほしいって言ってくださって。」



日向先生が‥。




< 100 / 236 >

この作品をシェア

pagetop