NEXT STEP
授業を終え、廊下を歩いていると。


「西口先生。」


振り返ると上矢くんが立っていた。



「なぁに?」



私は上矢くんに体を向けた。



「今日昼一緒に飯しよう。」


「うん。いいよ。」



「じゃあ、中庭に来て。」



「うん。わかった。」




上矢くんはクスッと笑って行ってしまった。







初めてだな。上矢くんと二人でご飯するの。



私はワクワクしていた。
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