初恋〜UIREN〜


桜散る頃、頭に桜の花びらを乗せた大介がいた。


思わず、広美と爆笑(笑)


大介はこっち見てキョトンとしてる。


広美と別れて、大介の所へ。


『大介、花びら!!』
『はっ?』
『頭についてるよ。ホラッ。』
『本当だ(笑)』


なんて帰った。


帰り道、大介の自転車の後ろ…


ようやく乗れた。


乗りたかったし、この背中に掴まりたかった。


『ねぇ…』
『ん?』
『由香里、忘れた?』
『バーカ!学校一緒だけど、なんとも思ってねぇよ。落とすぞ!』
『きゃーっ』




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