初恋〜UIREN〜
『もう何もないよ!』
『うん…でも、よくこの部屋にいれたね。』
『いつも華奈だけ考えてたから何も思わなかった。それに携帯しか見てなかった。』
『本当に?』
『信じてくれる?』
『絶対、もう何もない?』
『ないよ。』
『なら、信じる。』
そう言って、抱きついた。
離さない。って決めたから。
だって、もうあんな辛いのは嫌。
だから、大介を信じる…
ようやく仲直り。
『ここを華奈のものでいっぱいにしてよ。』
『いいの?』
『いいよ。』
って、よしよししてくれた。