お兄ちゃんは先生?!

直side

自分の部屋に駆け込む愛奈に、俺はクスッと笑みを漏らす。


そして、思わず頭を抱え込んでその場にしゃがみこんでしまった。




「何やってんだよ、俺は……」



愛奈に声をかけたあのとき、もし途中で理性を取り戻せなかったら、俺はきっと本能のまま、愛奈にキスをしていた。




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