キミがスキ
いきなりの雨
傘ももってなく・・・


「はぁ~最悪!雨の馬鹿やろ~~~~」


ばしゃばしゃ
いわせながら走るあたし



気分は最高に最悪だった


「あ!駅もうすぐだ」
そこまでがんばってはしろ


キュっと音を出したかと思えば
あたしの体は傾いた


「えっ」


ズシャーーーッ


「いったあ」
駅ということは
人なんてたくさんいて
注目の的になってしまった


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