THE BEST REVENGE
「き、君ぃ! ど、どこから聞いたんだね。そんな話ぃ……」

奏梧は自分の保身ばかり考える
情けない支店長に対し心の中で
ただあきれるばかりだった。

「ちゃんとした人だよ」

彼はきっぱりと言った。

「ちゃんとしたって……君ィ……言ってる事が……」

奏梧は支店長の耳元に
ハンドスピーカを当てると、
大声でがなり立てた。

「田上の片棒担いで、浮いた金を上手くチョロマカしてたお前らよりかよっぽどマシな奴らだよ!」

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