先生と私 2
side 恭哉

不意打ち


車に乗ってから、

俺に余裕と言う物が

1欠片もなかった。



沙穂は、何か話そう??

と、必死に俺に問いかけてくるけど…



とにかく俺には余裕がない。



沙穂は俺の様子がおかしいと思ったのか

俺のことをチラチラ見てくる。




そんな目で見られたら

ひとたまりもないって言うのに…。
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