桜の木の前で
「やっぱり思いあっている二人が離れ離れなんてだめだもん。」

そういうと優しく刹那が後ろから抱きしめてくれる。


「ああ。そうじゃな。」

「君たちには迷惑をたくさんかけてしまったね。すまない」

本当に申し訳なさそうに謝る。

すると瑠璃はそっと泉里に近づき手を握る。

「もう、いいよ。そこまで真珠さんが大好きなんでしょう?」

「ああ・・・」

「もう二人が二度と離れ離れにならないようこれを・・・」

そっと瑠璃は泉里に何かを渡す。

< 154 / 166 >

この作品をシェア

pagetop