召しませベリル~懲りないワタシ~
誰かの、

『あ、あのヒト・・・また見たね』

嬉しそうに話し合う女の子達の言葉を聞きかじって、絶対に、またここに来ると信じてやってきたのだ。

やってき続けていた、というか。

「あの!」

マリアは話しかけた。



< 7 / 22 >

この作品をシェア

pagetop