【短編】自転車で
「その反応、なにっ!?」
「あのさっ!」
また、声が重なった。
今度は、
彼が堂々と続ける。
でも堂々とした声とは裏腹に
彼の顔は緊張で強張って、
顔も真っ赤だ。
「お前が捻挫したのって
オレのせいじゃん?
本当ごめんな?」
「え、別に全然いいよっ!」
「明日から通学どうすんの?」
「あ…どうしよう」
言われて気付く。
そういえば、明日からどうしよう。
バスで行こうと思ったら
早起きしなきゃいけないし…
お母さんは送ってくれないし…
考えることに集中して
目で空を仰いでいたら、
彼が大きな声で私を呼んだ。
「潮元っ!!」
「あのさっ!」
また、声が重なった。
今度は、
彼が堂々と続ける。
でも堂々とした声とは裏腹に
彼の顔は緊張で強張って、
顔も真っ赤だ。
「お前が捻挫したのって
オレのせいじゃん?
本当ごめんな?」
「え、別に全然いいよっ!」
「明日から通学どうすんの?」
「あ…どうしよう」
言われて気付く。
そういえば、明日からどうしよう。
バスで行こうと思ったら
早起きしなきゃいけないし…
お母さんは送ってくれないし…
考えることに集中して
目で空を仰いでいたら、
彼が大きな声で私を呼んだ。
「潮元っ!!」