透視眼鏡【BL】


「俺があの眼鏡買ったのさ、
 さっちゃんの裸が
 見たかったからでもあるんだよ!」

少なくともこのクラスでは1番見たかった

その事を告げると、
またもやサチは顔を歪めた。

なんなんですか、その表情!


「……だったらまあ、目標達成した?」

少し間を開けて、そう尋ねられた。

「うん、一応!」

まだクリアしてないのもあるけど。


「一応……」

サチは何かを考え込んでいる。
そしてまた口を開きかけた時……



「おーし、授業始めんぞー」


ガラッとドアを開け、
はっしーが入ってきた。


その顔には、今も眼鏡が!


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