学園レモネード

｢ナイス シュートっ！惣！｣


キャーッと、より一層大きくなる黄色い声。

バスケットボールの音、キュッキュッと聞こえるシューズの音。

そして、笛の音。



惣とは篠崎くんの事で、今もまた１得点入れた。


バスケ部の友達が、篠崎くんの所へかけよりハイタッチをしている。


そして、篠崎くんの姿を見ようと、女の子だけではなく男の子もコートの周りに集まる。



楽しそうにプレーしている篠崎くんは、本当にかっこよくて、それと同時に感じる自分との身分の差。





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