音友~オンガクトモダチ~
舞「よし!これでみんな、そろったね。じゃあ、おっちゃん!よろしく!!」
お「はいよっ!!!」
おっちゃん(?)が壁にあるボタンを押すと、ボタンの近くのドアが開いて、階段が見えた。
「うぎゃぁ!!なにこれ??」
海「なにこれ??って階段だよ!」
「か、階段だよね!?」
大「Yes!!KA・I・DA・N。OK?」
「おっおっけー!」
舞「じゃ、行こぉ!!」
みんなで階段を下りて、地下にきた。
またもや大きなドアがあった。そのドアを、賢太が開けた。
中は明るくて9個の譜面台が置いてあった。
海「あたぁ!優用の譜面台・・無いなぁ・・・」
一人一人の譜面台に、下の名前が英語で書かれていた。
柑「お父さんに、譜面台あるか聞いてくるね!」
柑奈が聞きに行った。
しばらくすると、柑奈が譜面台を持って帰ってきた。
柑「予備用のならあるってことだから、これ使ってね!」
柑奈が私に渡してくれた。

直「じゃ、始めるか・・・!!」
由「あ、でも。優は曲まだ知らないよね・・・」
海「はぁ、確かに。」
舞「んじゃ、優はいったん聞いててくれる?」
「OK!!どうぞ!」
みんなが楽器の立ち位置に行く・・・
舞はトランペットを手に前のほうに立つ
海咲はマイクを持って一番前の真ん中に立つ
由美は一番後ろのドラムのところに座る
柑奈は左端のキーボードのところに座る
そして、賢太は舞の横にサックスを持って立ち、
祐斗くんはベースを持ってドラムの前へ
大輔は舞の後ろでギターを持って立ち、
直也は由美の横でいろいろな楽器があるところに座る
そして、卓は。
私の横のイスに座っている。
卓「優さん。お茶いりますか?」
「あ、ありがとう。敬語じゃなくていいよ!」
「・・・」
舞「由美!『love フラワー』ね!」
由美「んじゃ、いきまぁす!!」
と言って、由美はバチを高く上げた。
由美「カッ、カッ、カッカッカッカッ!!」
バチの音とともに、音楽が始まった。
love フラワー・・・
とても、いい曲だった・・・
みんなすごいな・・・
こんなにもいい曲を奏でられるなんて・・・
私もこのバンドで活動したい!!
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