新聞部部員AとBの事情。


水島先輩の話では、…



酷い告白の後、凄まじい暴言を吐いてお姫様が教室を飛び出したその時に、入り口付近でたまたま崇城先輩にぶつかったらしい。

その拍子にぐっと我慢していた涙が出て来て、それを見た崇城先輩は状況は全然分からなかったがとりあえずその涙を隠すように緋芽先輩を胸に納め、包み込むようにしてそのまま保健室に連れて行ったらしい。


「何それめっちゃ格好いいじゃないですか。」


「そうなんだよ。それがまた部長を逆撫でした。」


ただでさえイケメンなうえに、まるでお姫様をさらっていく王子のように部長には映ったわけである。


「うわー!気持ち良いぐらいガッツリ逆恨みですね!」



「そーよ!だから今こうしてお仕置きしてるの!」


縄を縛り終えたお姫様は、よし!と掛け声をかけ、利郎に指示を出す。


「準備OKよ!みずみず!撮影して!」


「はぁ。」


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