姫は今日もご機嫌ナナメ
だってあたしの口は…


「不意打ち☆」


日浦くんの唇によって、塞がれていたから。


「っ……!!!!」

カァッと顔がみるみる赤く染まっていくのがわかる。

今のは…もしかして……。


「もしかして、嫌だった??俺とキスするの…」

「いいいいいっ…嫌じゃないです…」


熱い。

日浦くんにキスされた唇が、熱い。


「そう??…よかった」

日浦くんが優しく微笑んでそう言った。


は…恥ずかしいーっ!!!!


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