鳳凰に愛された


怖い。
今の状況もだけどお兄ちゃんや優斗たちにこんなことがあったらと考えると…




新「隼人、昂に電話して。
このままじゃ追い付かれちまう」

隼「あぁ分かった」


どうしよう。あたし何したらいいの?
なにもできないのかな?



隼「あぁ。一回そっちに戻る。
倉庫開けとけ。 俺たちの車入ったらすぐ閉めろ。あぁ。 じゃあな
新、昂に伝えた。200mくらいになったら猛スピードで走れ」


新「りょうかい」


なんて会話があたしの頭上から聞こえるけどあたし的には、外のやつらをどうにかして欲しい。

なんでそんなに普通にしてられるんだろ



隼「新、どこのやつらか分かったか?」

新「あぁー1人だけ見たことあるやついたよ」


隼「そうか。てかあいつら追い付いて来やがった。 まぢうるせー」


バン バン バン

「早く出てこいよー」

「ビビってんのか?」


バン バン


ビクッ ビクッ



隼「おい。大丈夫だからそんなに怯えんな。」

そう言って東條さんは、あたしの背中をトントンしてくれた。
それに安心したのか、あたしは、そのまま意識を手放した








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