今日からfamily!?
「これ見てよ!」
あたしはさっきからずっと手に持っていた寮案内の資料を先生に渡して見せた。
「入寮の案内ね。これがどうかしたの?」
問題の部分が分からない先生にあたしは指でその問題部分を指し示す。
「ここ!これ男子寮だったの!」
「あら本当」
「これってこの資料が間違ってる?それとも本当にあたしの部屋男子寮に用意されちゃってるのかな?先生分かる!?」
あたしは興奮気味に顔をズイッと先生に近付けた。
「ちょっと!近い近い!」
中村先生はそんなあたしの肩を押し戻す。
うー、切ない。
「ちょっと待ってね、今確認してみるから」
そういうと先生は電話の受話器を取ってどこかに電話した。