桃染蝶
兄貴の祖父で俺の母のいとこ
である義母さんの父。
そう、俺にとっても戸籍上は
祖父にあたる人。
そんな祖父から、兄貴は手を
引っ込め冷めたい瞳で見つめる
祖父の手を。
そう兄貴は、祖父の勧めもあり
物心をついた頃には、もう竹刀
を持ち、剣道を習わされていて
めっぽう強かった。
剣道で扱かれて得た兄貴の握力
は相当なもの。
その手はいつでも凶器に変わり
武器など要らない。
「イチさん
行きましょう」
「ああ」
倒れる男の足元には男が所持
していた鉄パイプ。
である義母さんの父。
そう、俺にとっても戸籍上は
祖父にあたる人。
そんな祖父から、兄貴は手を
引っ込め冷めたい瞳で見つめる
祖父の手を。
そう兄貴は、祖父の勧めもあり
物心をついた頃には、もう竹刀
を持ち、剣道を習わされていて
めっぽう強かった。
剣道で扱かれて得た兄貴の握力
は相当なもの。
その手はいつでも凶器に変わり
武器など要らない。
「イチさん
行きましょう」
「ああ」
倒れる男の足元には男が所持
していた鉄パイプ。