先生が死んだ日


賞をとっても満足できなくて、書いて書いて書いて。


畳も着物も先生もない暗い部屋で、墨にまみれた。


そんな俺が、社会人なんて胸を張れるわけがないんだ。


「宗也くん」

やわらかい声がする。


< 24 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop