青春しようぜッ!!
「しばらく考えてもいい? 今日は和志と帰るから・・・」

菜々はその日遠野と帰る選択をした。
それを止めることはしなかった。


「菜々が決めるなら俺はずっと待ってる」

俺は参考書が入った袋をギュッと握りしめ走った。

涙を堪えて・・・。


家に帰って俺はずっと考えた。
どうしてこうなってしまったんだろう。
俺のせいで菜々は辛かったんだって。


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