青春しようぜッ!!
「ごめんな俺、あの時菜々のこと顔も見たくないなんて言っちゃって・・・」

「もう気にしてない・・・って言ったら嘘になるかな」

本当は傷つくくらい悲しかった。
切なかった。
悔しかった。
諦めた自分が呆れるほど馬鹿馬鹿しく思えたことも何度もあった。

「俺、佐々木といて毎日思った どれだけ菜々と過ごした日々がいい日だったかって」

翔也はずっと私の事を想ってくれてた。
でも私は和志を好きになっていた。

「翔也はすごいよ 佐々木さんといても私の事考えてるんだもん 私なんて和志と出会って新しい恋をしようって気持ち切り替えてた 私って最低だよね・・・」

翔也は窓の向こうで握りこぶしを作って気持ちを抑えてた。


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