青春しようぜッ!!
「そんなことがあったのか なんで早く言わなかったんだよ」

ギュッと翔也が私を抱きしめた。
自分の体温が熱くなるくらい。

「翔也ごめんねっ! 私、誰にも迷惑かけちゃダメだって思って でも翔也には話さなきゃいけないと思って、そしたら優加が来て・・・」


涙を流しながら翔也の腰を握る。
何度も歯をくいしばりながら。


「もうそれ以上言うな 俺の努力不足だ 菜々のこと誰よりもわかってるはずなのにごめんな」


2人はお互いに謝った。
そして約束をした。


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