Give Me Smile―新撰組と氷姫―
「あ!千春さん!!」
それから三日後…。
なんとか風邪も治りつつあるあたしには、女中の仕事に専念していたのだけれど…。
「……何か用ですか?」
「何か用ですか?じゃありません!まだ風邪気味なのに、何してるんですか!」
「何、って……」
見てわからないのだろうか。
あたしは干そうとしていた手拭いを握り締める。
「洗濯、ですけど…」
…面倒くさいな、沖田さんって。
そんなあたしとは違って、沖田さんは困ったように怒る。
そして、大きなため息を吐いた。