霊務・ザ・ファイナル(霊務4)
《四獣霊》
これは獣神と呼ばれた朱雀・玄武・白虎・青龍の4匹の意味を指しており、古くからこの世を見守り続けてきた霊獣である。
時は流れ、この霊獣が滅ぶ時に力は人に渡り、その子孫末裔は莫大な霊力と能力を手に入れた。
人間界でも四神は有名。
霊界では、誰一人として知らない者はいないくらいの、霊の超有名人だ。
そんな人達を、何故こんな汚らしいコジキまがいのオッサンが知ってるのかと言うと、数年前に起きた大事件が原因である。
通称『霊界大大戦』
霊の力を得たまま、人間界を支配しようとする悪の親玉とその一味。
07(れいせぶん)とも呼ばれていたが、その傘下に四獣霊も加わっていた。
しかし、その内の1人『朱雀』だけはコチラの味方になり、見事残りの四獣霊、玄武・白虎・青龍を倒したのだ。
それなのに……
朱雀は分かるにしても、何故玄武と白虎の姿が……?
それを考えていると、それを見透かしたように火鳥は答えた。
「安心しなよ。助けに来ただけだから。話は後だよ。さて……」
そのまま方向を赤鬼・黄鬼の三鬼神に向けると、戦闘準備をする。
更に隣に居た獅死雄は指を鳴らし、オッサンをかばうように前に立ってくれた。
「手出しはさせん。ここから貴様等の相手は、この四獣霊よ」
「ンフフ。そーゆー事。聞いた事もない三鬼神なんて、ウチらから見れば戯れ言さ」
あの亀咲でさえも、かばってくれる。
夢のようだ