俺様BOYと危険な恋
「有り得ない!!」
「んだよ。あんなに感じてただろうが」
「それは不可抗力よ」
第2ラウンド終了後、ずっと文句を言われ続けた。
「うるせーな。その口ふさいでやるよ」
そう言い、激しいキスをした。
優希とのキスはいい。
ちょー満たされる。
唇を離した後、静かになった優希。
「ははっ!!かわいいな、お前」
「……」
「んだよ。褒めてんのに無視か」
「からかってるでしょ」
素直に言ったの損した。
今日は学校がある。
今は10時だから完璧遅刻。
はなから行くつもりはなかったけど。
あと、2時間は暇だな。
「ご飯食べない??」
「外に行くからもう少し待て」
「えぇー!!お腹空いたよ」
仕方ねーな。
ちょっと早いけどもう出るか。
「分かった分かった。ちょっと待ってろ。トイレ行ってくる」
俺は携帯を持ってトイレに向かった。