俺様BOYと危険な恋

寮に戻ってきてエレベーターに乗った。



“上”ボタンを押して扉が閉まる直前女が走ってきた。



「待った。そのエレベーターちょっと待って~」



そう叫んでドアの隙間から割り込んできたのは例の同じ名前の奴。



「・・・・・・げ!?・・・っっは・・・・・・・・・」



今、コイツ『げ!?』つったか!?この俺様を目の前にしてよくそんなこと言えるな。



度胸あるな。バカだコイツは。俺を敵に回したら怖い目に遭うぞ。



17階に着き部屋に向かって歩き出した。



部屋の前についてドアノブに手を掛けたら隣の部屋のドアが開く音がした。



隣を見てみると優希がドアを開けて中に入ろうとしていた。



はぁ!?コイツ俺の部屋の隣なのか!?



親父のやつ面白れーことしてくれんじゃねーかよ。



俺の親父はここの校長をしていて俺が芸能介に入ってからこの高校に芸能枠を付け足したみたいだ。



へぇ~コイツが隣の部屋ね~。



いいこと思いついちゃった。



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