愛してる





「若、ただいま帰りやした」




みなみの事を考えていたら、疾風の声がした




「おう。入れ」




先に疾風に話したほうがいいと思い俺は、疾風を部屋に入れた





「失礼しやす」




「みなみの必要なものを買えたか?」





「はい。俺が選べない下着などは店員にまかせました」




「そうか。ところで疾風、みなみと一緒の学校に行ってくれないか?」





俺がそう聞くと疾風はすごくビックリした顔をしていた




「いいんですか?俺が学校行っても・・・」




そんなことか・・・




「行っていいに決まってるだろ、その代わりみなみと同じクラスでいいか?不良高校だから授業がないから、目が不自由なことはあまり心配じゃないんだが・・・あいつが他の男に絡まれたときに助けてやってほしい」




「はい。分かりやした。みなみさんをお守りします」





疾風がそう答えてくれたので、みなみにも伝えなければ、早速、さっきの部屋(俺の寝室)に向かった






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