愛してる




「みなみ、おきろ」




眠りが浅かったみたいですぐに目が覚めた




「亮介、着いたの?」




「あぁ。階段上るから気をつけろよ」



「うん」




別荘に着くと亮介の言った通り海が近いのか波の音が聞こえた




「亮介、海に行きたいな」




「そうだな。まだ、海に入れる季節ではないから、入れないがな」





そう言って亮介と海岸に言った




「ここで、座っても平気?」




「あぁ」




砂浜に亮介と一緒に腰を下ろした




「きっと海きれいなんだろうなぁ」



「あぁ」



亮介は気まずそうに言った



私がこんなことを言うからだよね





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