ツン×ツン オカルト同好会【MENS企画】
「ちゃんと…、結界を張ってあったんだ…。有沙の除霊師としての活動の手助けになる男の子しかキスできないように。…まあ、まさか牛タン扱いのディープキスは予測していなかったけど…。」

横たわる護君を見つめるパパ。


護君は、子供の頃、見えている霊は、他の人も見えていると思い、苦しんでいたという。

だから除霊師の元に行くのを護君の両親は喜んだそうだ。


「そうだったんだ…。でももう護君は…。」

涙が止まらないよ〜。

「護君が好きか?」

うん、大好きだよ。

言葉に出さずに
私は大きく頷いた。

「そうか…、じゃ、力を無くしたけど…一緒になるか?」

「いいの?」

「ああ、有沙の好きにすればいい。」

「ありがとう…パパ」

「しかし…こんな事も…あるんだな。」
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