大好きな人は男友達


私の存在?


「単に、学校が違うからでしょ?」


「違うよ!だって、花とヒサシくん、放課後も一緒の事が多いんでしょ?」


由羽は、何とか私に希望を持たせようと、必死だ。


「でも、毎日じゃないもん…。ねえ、もう戻らない?」


これじゃ、感じが悪いもんね。


「うん…」


由羽は、渋々お手洗いのドアを開けた。




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