ももいろ
you're my …
【ヒモ・1】
カーテンから差し込む日差しが眩しくて、あたしは目を覚ましたが、
「ウッ…気持ち悪い…」
また布団に潜った。
ちょっと飲み過ぎたな…
時計に目をやると9時30分。
3時間しか寝てない。
寝不足だし酒抜けてない。
頭痛いし気持ち悪い。
お店休んじゃおうかなあ。
布団の中でもぞもぞしながら、今日来店予定の指名客の事を考えた。
今日予約入ってるのは、13時から鶴田さんだけだっけ…
3人も4人も予約が入っていたら、しんどいからゴメンナサイだけど、珍しく一人か。
鶴田さんなら楽だし、終わったら帰ろう。
「ああ、ホントに気持ち悪い」
飲みに行くなら、休みの前の日にしないといけないな。
でも、そんな計画的に発散できるストレスなら、こんなになるまで飲まないだろう。
何も、感じていないつもりでも
日々、降り積もる耐えられない嫌悪感。
何に?
仕事に?お客さんに?
ううん。
自分に。
あたしはベッドから這い出し、溶けそうになりながらカーテンを閉めて日差しを遮った。
「ウッ…気持ち悪い…」
また布団に潜った。
ちょっと飲み過ぎたな…
時計に目をやると9時30分。
3時間しか寝てない。
寝不足だし酒抜けてない。
頭痛いし気持ち悪い。
お店休んじゃおうかなあ。
布団の中でもぞもぞしながら、今日来店予定の指名客の事を考えた。
今日予約入ってるのは、13時から鶴田さんだけだっけ…
3人も4人も予約が入っていたら、しんどいからゴメンナサイだけど、珍しく一人か。
鶴田さんなら楽だし、終わったら帰ろう。
「ああ、ホントに気持ち悪い」
飲みに行くなら、休みの前の日にしないといけないな。
でも、そんな計画的に発散できるストレスなら、こんなになるまで飲まないだろう。
何も、感じていないつもりでも
日々、降り積もる耐えられない嫌悪感。
何に?
仕事に?お客さんに?
ううん。
自分に。
あたしはベッドから這い出し、溶けそうになりながらカーテンを閉めて日差しを遮った。