イケメン男子達とツンデレ姫




龍の腕の中はすごく温かくて
余計に涙の量が増える




「もう絶対放してやんないからな?」





抱きしめられる力が強くなる





「放したらしたら叩くからね」


「怖ー」





視線が絡み合う





「好き…」



「俺もだし」







そっと唇を重ねる





「緊張してんじゃねーよ」


「龍がでしょ」



「してねーし!」






龍の唇が少し震えていたのは
内緒にしててあげる。
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