ヤクザに愛された女 壱
四皇の集まり


コンコン


なごやかな雰囲気を破ったのは
あたしが入ってきたドアから
聞こえたノック。


「入れ」


その音に龍二さんは返事をすると、


「失礼します。今から赤皇と
黄皇、紫皇の総長達がきます」


「…あぁ」


それだけ言うと入ってきた
男の人は頭をさげ部屋から出ていった。



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