ヤクザに愛された女 壱


「………」


あたしはそれを身に
つけ歩道橋まできた。


今日は週末なのかやけに人が多い。


あたしは流れていく人ごみを
横目で見ながら真ん中まできた。


丁度良く、
沢山の光があたしに見えた。


暴走?


だんだん近づいてくる
それは地響きなんじゃねぇの?


ってくらい大きな音。



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