ヤクザに愛された女 壱


あたしはそれに声を出す事も、


頷く事も出来ず震えていた。


「…死にたくねぇだろ。
馬鹿な事すんな」


呆れた顔する男にあたしはキレた。


「うるさい!!なにも知らない
くせにかってに言うな!!
だいたいなんで止めんのよ!!」


あたしだって頑張った。



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