ヤクザに愛された女 壱


あたしがそういうと龍二さんはあたしを見てやさしく笑い。


「あぁ…」


とキスをしてきた。


それと同時に打ち上がった花火。


空いてる窓から見える大きな花火は、


まるであたし達を祝福してくれてるようにみえた。


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