ヤクザに愛された女 壱


「「お疲れ様です!!」」


少し歩くと玄関らしきトコに着いた。


そこには人相の悪い男達が
待ち構えていた。


「……ッッ…」


あたしはその人達を見た瞬間
さっきまでとは違う恐怖を感じた。


それと同時にこの男の
職業を確信した。


「………」


男の背中に隠れたあたしを男は
一瞬みてまた歩きだした。


< 34 / 339 >

この作品をシェア

pagetop