オトナな初恋

その光景を見てた笹岡さんが、


『じゃあこの件は、これでおしまいでいいわね？
みんな月曜から同じ部の仲間になるんだし、仲良くやっていきましょう。ね？』

その言葉を合図にみな顔を上げる。


「月曜からよろしくお願いします。」


そういいお辞儀をする。


『わからないことがあったら聞いて。わかる範囲で教えるから。』


そう言ってくれた言葉にさっきまでのような嫌な感じはもうしない。


「はい！」


きっともう大丈夫。


笹岡さんて、すごく素敵な女性。一気に私の憧れの女性になってしまったし！





本当に私に笹岡さんほどの人の代わりに仕事が出来る？？




ううん。頑張ろう。
頑張るんだ。


笹岡さんの様な素敵な女性に少しでも近ずける様に、


早坂主任に…近ずけるように頑張るんだ。