怪盗ミット・ナイト

転校生

「そういえば、杏樹転校生くるの知ってる??」



と、竜生がホームルームの少し前に喋りかけてきた。



「転校生??」




「あぁ。なんでも、結構なお金持ちが転校してくるらしいぜ。」




「へぇ。」




「あれ?興味無し??」




「うん。あたしには関係ない。」



「あっそ。」



転校生…。


それはあたしにとってどうでもいいはずだった。



でも、これは始まり…。




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