幼なじみ物語2
「あっ!あったぁ!」


最初に声をあげたのは七海。


「あたしも!」

「俺もあった!」


次々にみんなも声をあげる。

俺も必死に自分の番号を探す。

46‥46‥46‥


「あっ‥あった」


ちゃんと46の文字がそこにあった。

俺は嬉しくて碧依と大輔を見た。

笑顔の碧依と大輔を見ると、二人も受かったらしい。

春からも一緒だ。

嬉しくなって、俺も笑った。




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