幼なじみ物語2
それから俺たちは、朝早くに靴箱を見張ったり、常に碧依のそばにいたりと、俺らなりに犯人探しをした。

だけど、見つからなかった。

それでも碧依へのいじめはなくならなくて。
教科書が破られたり、放課後になると靴がなかったり。
碧依の精神状態も、限界にきていた。

そんな時だった。


「あれ?今日碧依は?」


碧依がいじめられるようになってから、俺と大輔と百合と碧依の4人で帰るようになった。

いつものように百合と碧依たちのクラスに行った時だった。




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