幼なじみ物語2
第十章
9月になり、新学期が始まった。
受験シーズンも近くなってきた。

碧依は相変わらず勉強の毎日。俺も大輔も付き合わされてる。

そのおかげか、夏休み明けのテストは、今までにないくらい、いい点を取った。

両親は大喜びで、その日の夕飯はご馳走だった。

‥‥さすがに大袈裟。

まぁ、実妃も喜んでたからよしとしよう。

休日。
俺たちの家にみんなが集まっていた。

俺、大輔、碧依、百合、透、武司、肇、若歌、七海、明子、玉川。

このメンバーで遊ぶのは初めてで、なかなか騒がしかった。


「そういえばさ、みんな高校どこにすんの?」




< 99 / 163 >

この作品をシェア

pagetop