龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


警察のことは気にせず、思いっきり暴れよう。


ここは智を見習って、一撃必殺で。


みんなを怪我させたんだから、絶対に許さない。


……と、階段を急いで下りながら考える。



警察はほんと厄介だ。



喧嘩の途中で乱入されたら、たまったもんじゃない。




私は、1階に着いたところでぴたっと足を止めた。



肩に目をやると、黒髪のウィッグ。



これとカラコンを外せば、天姫のトレードマーク、銀の髪と空色の瞳が現れる。


< 45 / 80 >

この作品をシェア

pagetop