龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


『……危ない!!』




私は全速力で走って、啓太に向かって今にも降り下ろされそうだった、男の腕を蹴った。



その衝撃で、男の持っていたビールビンが地面に叩きつけられ、音をたてて割れる。




いったぁ。


勢いよく蹴りあげたから、股が裂けそう。



……なんてはしたない考えは置いといて。




『物騒なもん持ち出してんじゃないわよ』




男の胸ぐらを掴んで、鳩尾を殴った。


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