出会いは密室で[完]
帰って行く途中、
冴美ちゃんと同じ住宅街の中に
ってゆーかほぼ同じ通りの中に、
『桐野』と書かれた
名札が掲げられている家を見つけた。
「うそ...」
幼なじみだから、
家が近いのは当たり前か...。
思わずその家の前で止まってしまった。
この家も
相当お金持ち...だよね。
「......優科...?」
「へっ...?」
その声に
まさかと思って
後ろを振り向くと、
そこには案の定
冴美さんの『大好きな人』...
あたしの大好きな人がいた。