出会いは密室で[完]
「俺だってもう大人だし、これくらいできて当然だから。」
「は?」
器用に買い物袋に詰め込みながら
南は言った。
「いつまでも子供じゃないっつってんの」
あたしがなにに
ふてくされてたのか分かってた...の?
「ま、優科はいつまでたってもお子様だけどな?」
「……。」
なんだよ。
いたずらに笑う南を見て、
「お前のほうが子供だろ」と
内心思いながらも、
ちょっとうれしくなったあたしは
買い物袋を持った。